三色旗の下に



作詞:藤浦 洸 
作曲:藤山一郎   

(製作当時の字体を使用しています)
一、
仰げば 青空(高)く
われらがりの 三色旗
見よ(!) 傳統(伝統)の 色ぞ濃く
歴史の跡の 華やかに
慶應 慶應 慶應
はえある その名
慶應 慶應 慶應
われらが母校

二、
雄々しく いざ鬪へ(闘え)と
先師が示せし 三色旗
いま(!) ここにあり 燦(かが)やかに
世紀の風に なびきつつ
慶應 慶應 慶應
はえある その名
慶應 慶應 慶應
われらが母校

三、
さやけき ひかりぞあふれ
勝利にほほえむ 三色旗
いざ(!) 陣頭に うちふりて
制覇の榮譽(栄誉)を うち立てん
慶應 慶應 慶應
はえある その名
慶應 慶應 慶應
われらが母校


解説:この曲は昭和十五年に作られたものである。しばらくは歌われなかったが、戦後、應援部にブラスバンドが誕生してから歌われ始めた。塾が逆転をしたときや大量得点をあげたとき、興奮の渦の中肩を組み合って「慶應慶應慶應栄えあるその名 慶應慶應慶應我らが母校」と繰り返され、塾生にも親しまれている。
(参考文献 慶應歌集)