三田周辺わが町ウォッチング


第1回 中等部から麻布山善福寺へ

日 時 5月11日 (木)  2時30分より4時30分

コース 綱坂―日向坂―二之橋―麻布山善福寺―麻布十番―賢崇寺―一之橋―
    神明坂―中等部

目的と主なポイント 今年の図書の会は中等部周辺の坂と橋を中心に主な名所を周った。

はじめに、 福沢先生のお墓のある善福寺を訪れる事にした。

綱坂

2年の国2で習う渡辺綱の誕生地として有名。

日向坂

江戸時代前期毛利日向守の屋敷があった。

二之橋

古川にかかる橋で日向橋ともいう。

麻布山善福寺

福沢先生の墓所があり、 初代アメリカ合衆国の公使館ともなり、 初代総領事のタウンゼントハリスの記念碑がある。 また柳の井戸や、 逆さイチョウ (国の天然記念物) などでも有名。

麻布十番

麻布十番の地名の由来は諸説ある。 パテオ十番と呼ばれる小広場には赤い靴の女の子の像がある。

賢崇寺

化け猫騒動があったといわれている佐賀藩の当主鍋島家の菩提寺である。

一之橋

元禄12年に始めてかけられ命名された。

中之橋

新堀橋架設以前、 赤羽橋と一之橋の間にあったので橋名となる。

神明坂

天祖神社を元神明というところから呼ばれるようになる。

感 想

 新入部員をつれて福沢先生のお墓参りができてとてもよい一日だった。 (2E 佐藤)


第2回 レインボーブリッジから浅草へ

コース 田町駅改札口―勝海舟・西郷隆盛会見の地の碑―潮路橋―レインボーブリッジ―日の出橋
―日の出桟橋―隅田川ライン水上バス―浅草寺

日 時 6月4日

目的と主なポイント 中等部から海の方向を歩く。

潮路橋

芝浦の海の潮にちなんだ命名といわれている。

レインボーブリッジ

「東京テレポートタウン」 と都心を結ぶための新しいルートとして建設 また11月1日には新交通システムが開通することになっている。

日の出橋

芝浦東運河にかかる橋。

水上バス

日の出桟橋―佃大橋・勝鬨橋―中央大橋―永代橋―隅田川大橋―清洲橋―新大橋―両国橋―蔵前橋―廐橋―駒形橋―吾妻橋―浅草

浅草寺

浅草観音の名で全国的に名高い。 2年に国2で勉強する明王院はこの境内にある。

感 想

天気が悪く風が強かったので、 レインボーブリッジをわたるのが大変だった。 水上バスはたいしてゆれなくてよかった。 浅草はにぎわっていたが、 今ひとつ新宿などに比べて盛りあがりに欠けていた。 (2E 佐藤)


第3回 中等部〜愛宕山へ

日 時 6月15日 (木) ―放課後―

コース 赤羽橋―増上寺―愛宕山―NHK放送博物館―東京タワー

目的と主なポイント:今回は、 「東京タワーから中等部を見る」 を目的に、 東京タワーの周辺の名所を見学することにした。

赤羽橋

昭和49年古川に架けられた橋。

愛宕山

頂上に愛宕神社とNHK放送博物館がある。 この山は、 かつて江戸城の南方に "つと突き出た山"と表現された様に急な斜面に囲まれている。

愛宕神社

頂上の神社に参拝するには、 傾斜角度38度の男坂とゆるやかな女坂がある。 男坂は86段もの急峻な石段が迫っており、 手すりの様に下された鎖なしでは登れない。 寛永三馬術として有名な曲垣平九郎が馬で登り下りしたことでも有名。 江戸の火防の神として知られる。

NHK放送博物館

ここには様々なコーナーがあった。 一番おもしろかったのは、 ニュース収録スタジオが再現されていて、 ニュースキャスターがすわる椅子があり、 アナウンサーごっこができたことである。 その他、 館内のあちらこちらにあるモニターから写される画面を合成することもできた。

東京タワー

昭和33年に完成した、 高さ333mの放送電波塔ならびに観光展望塔。 今回は、 この展望塔から中等部方向を見るのが目的。 目印がないので、 はっきりとは特定できなかったが、 中等部の本館と思われる建物を見ることができた。

増上寺

そばを通り、 東京タワーから見学したのみに終った。 今度ゆっくり見学したい。(3B小川、 3C古川、 3E佐藤 (千))


第4回 泉岳寺とその周辺

日 時 9月21日 (木) ―放課後―

コース:蛇坂―幽霊坂―亀塚―伊皿子坂―泉岳寺―高輪大木戸

目的と主なポイント:中等部から南へ―泉岳寺と高輪大木戸跡を見る。

蛇坂

東京ではめずらしい蛇の字を冠した名前の坂。

幽霊坂

寺や墓地に囲まれた暗い坂。

亀塚

区立亀塚公園にあり、 慶應義塾大学が発掘を行ったとき、 土師器、 須恵器の破片が見られ、 原始時代からの集落があった場所と考えられている。 大田道灌が斥候をおいたとも伝えられる。

伊皿子坂

途中でゆるやかに南にカーブする4車線の広い坂。 昭和53年、 縄文、 弥生、 平安、 江戸の数代にわたる出土品、 遺跡が発見され話題になった。

泉岳寺

慶長17年 (1612年) 徳川家康が創建し、 曹洞宗江戸三ケ寺の一つ。 忠臣蔵の赤穂義士で全国的に有名で観光客が絶えない。 山門の脇には大石内蔵助良雄の銅像があり山門の左奥には義士館、 血染の石、 首洗いの井戸がある。 その奥に玉石垣をめぐらせた赤穂義士四十七士の墓、 浅野長矩公の墓がある。

高輪大木戸

伊皿子坂をおりきって第一京浜沿いに、 国の指定史跡で、 江戸時代、 江戸の入口の印になっていた大木戸石塁の一部が保存されている。 罪人を江戸から追放する南端でもある。弥次さん喜多さんもここを通って五十三次の旅に出た。

感想

赤穂義士の墓を見て四十七士の心意気を感じた (1A大久保)
泉岳寺は学校の近くでないのに歩いたので疲れた (1A土岐)
赤穂義士の昔のことがわかってよかった (1A山本)
学校の近くにこんなにもたくさん史跡があっておどろいた (1C岩崎)
天気がよくいろいろな史跡を見学できてよかった (1C上田)


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