環 境 宣 言
基 本 理 念
慶應義塾の創始者福澤諭吉は、幕末に欧州各国を歴訪した際、煤煙による被害などを目の当たりにし、明治初期から環境保護の重要性に着目していました。
中等部はこの創始者の先見性に学び、地球規模の環境と人間とのかかわりあいを大切にする循環型社会の発展に貢献しうる教育を行い、将来の社会の先導者たる人材の育成を目指します。
それはまた、「独立自尊」「気品の泉源、智徳の模範たらんこと」など、中等部がこれまで重んじてきた義塾の教育理念を実践するものです。
基 本 方 針
1. 地球規模及び身近な環境問題に関する教育を通して、将来、自発的に環境保全に取り組める人材の育成を目指します。
2. 自由の中で自己を律し他者に対して敬意をもって接することができる生徒、そして品位と豊かな人間性を持つ生徒の育成を目指します。
3.教育活動の場として、教職員及び生徒の安全・衛生面での整備、またより快適で効果的な教育が行われるような教育環境の整備を進めていきます。
4. 中等部内のあらゆる教育活動において、地球・地域環境の保全と環境負荷を軽減するため、以下の取り組みを行っていきます。
(1) 省資源・省エネルギーの推進に努力します。
FSC認証のある製品の導入や再生紙の利用 照明人感センサー LED照明 太陽光発電
(2) 廃棄物の分別とリユースの推進に努力します。
ごみの分別 エアコンの温度管理による節電 生ごみのたい肥化 基準服リユース 落とし物(衣類)寄附
(3) 環境教育への取り組み
環境講座(3年次) 国語の作文 美術のポスター ペットボトルキャップの回収・リサイクル ユニセフ募金
5.中等部の環境に対する理念と方針は、ホームページを通じて広く一般にも公開します。
2020年 4月
慶應義塾中等部
部長 井上逸兵
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